鉄道友の会では、機関誌RAILFANの2021年10月号(通巻786号)を発行いたしました。
巻頭記事では、「札幌市電と西鉄北九州線」と題してそれぞれの事業者で導入された連接車を例に、都市での路面電車活用を運賃収受という側面で、海外での事例も交えてまとめています。
つづいて、「鉄道開通150周年に寄せて―狭軌鉄道の是非を考える」では、日本が1067㎜の狭軌を導入した経緯と、その後の影響について考察しています。
一般記事では、東急電車研究会による「2020年度東急総決算(上)」を掲載しています。
さらに、オランダにあるカトウィーク・ライデン蒸機鉄道のコッペル製Bタンク機を解説しています。この機関車は、日本へも同系機が輸入され井笠鉄道や栃尾鉄道などで活躍しました。
「北海道別海町 旧奥行臼駅を訪ねて」では、別海町に残る標津線旧奥行臼駅と旧別海村営軌道奥行臼停留所の現在の状況をレポートしています。
新車の紹介では相模鉄道21000系を紹介しています。これは相模鉄道の都心直通プロジェクトの第3弾の車両です。
連載記事では、「絵葉書に描かれた鉄道 今も残る保存駅舎の現役時代(2)」を掲載し、関連として南海電鉄の浜寺公園駅と諏訪ノ森駅のフォトギャラリーを掲載しています。
1965年度末の国鉄客車配置表5回目では、東京鉄道管理局その1として品川客車区を取り上げています。
全会員対象の配布物ですが、一般の方も東京の書泉グランデ、書泉ブックマート、大阪の旭屋書店なんばCITY店にて購入が可能です。目次などの詳細は下記をご参照ください。
https://www.jrc.gr.jp/railfan