鉄道友の会では、機関誌RAILFANの2019年12月号(通巻771号)を発行いたしました。
12月号では、10月に決定した2019年島秀雄記念優秀著作賞の選考経緯等について、巻頭記事で詳しく紹介しています。続いて、「観光列車「ひえい」誕生秘話」を、叡山電鉄(株)の坂東崇行常務取締役鉄道部長に御寄稿頂きました。同記事では、2019年ローレル賞に輝いた叡山電鉄のデオ730形「ひえい」について、その構想時点から実際の製造過程、登場後に至るまでを詳しくご紹介いただきました。当初4種類あったデザインプランなど興味深い画像も盛り込まれるなど、車両ファンには非常に興味深い内容となっています。続けては、叡山電鉄のデオ730形「ひえい」ローレル賞贈呈式の模様をお伝えしています。一般記事としては、台湾・阿里山森林鉄道のシェイ式機関車17号が、動態復活のうえスロバキアの森林鉄道で保存運転されることになったことと、そのチェルニー・フロン森林鉄道の概略をまとめた「阿里山森林鉄道のシェイ式機関車 ヨーロッパで保存運転へ!」、また、保存対象となった17号機が現役だった1969年の貴重な訪問記「シェイ式機関車と阿里山森林鉄道実見記」、そして東急電車研究会による「東急総決算」シリーズの「2018年度 東急総決算(下)」を掲載しています。連載記事では、「思い出の列車編成(72) 急行「すずらん」107レ(函館→札幌)」を通常通り掲載しています。
全会員対象の配布物ですが、一般の方も東京の書泉グランデ、書泉ブックマート、大阪の旭屋書店なんばCITY店にて購入が可能です。目次などの詳細は下記をご参照ください。
https://www.jrc.gr.jp/railfan