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2024年 年頭にあたって(会長 佐伯 洋) [2024.1.01]

鉄道友の会の会員の皆様、あけましておめでとうございます。

2024年の新たな年を迎え、まずは今年一年の皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

昨年は、2022年から引き続くウクライナにおける武力紛争に加え、パレスチナにおける武力衝突が勃発するなど全世界的に不安な情勢が
継続・拡大しております。

一方、まだ終息には至っておりませんが、新型コロナ感染症が第5類に移行するなどにより鉄道の利用に一定の復活が認められ始めた
ことは、鉄道友の会の諸会員をはじめとする鉄道を愛好する者にとっては明るい話題の一つと言えると思います。

昨年も多くの鉄道に関する話題がありましたが、そのなかでも特に際立ったトピックスは8月26日の宇都宮ライトレールの開業であることは
万人の認めることであると思われます。
今後とも日本における新たなLRTの進展を期待したいと思います。

さて、昨年は鉄道友の会の発足70周年の節目の年であり、本部や各地方支部において多くの記念行事が催されました。
私自身も参加をさせて頂きましたが、その際に最も深く感じたことは、それぞれの企画行事を円滑に、また、安全に行うために各支部の
幹部ほかの方々がそれこそ身を粉にして参加者のお世話をされていたことでした。
70周年記念行事が滞りなく進められたのも、このような皆様方のご尽力のおかげであり、書面上ではありますが皆様方に心より感謝
申し上げたく存じます。

また、鉄道友の会の新たな活動として11月に幕張メッセで開催された鉄道技術展に協賛するとともに、ささやかながら鉄道友の会の展示
ブースを設けて活動内容の紹介を行いました。これにより、従前からの鉄道愛好家向けの紹介に加えて鉄道の実務者に向けても
鉄道友の会の組織や活動についての紹介が行えたものと考えております。

昨年の年頭のご挨拶にも書きましたが、鉄道をこよなく愛する人々が「鉄道」から与えられた多くの楽しみや味わい深い喜びに対応して、
「鉄道」に感謝を示し、また、それに対しての何らかの恩返しをすることも、鉄道を趣味とする者の大きな役割であると思っております。
昨年の鉄道技術展では上記のブースにおける紹介だけでなく、展示会併催事業の一環として「『鉄』の恩返し」と銘打ったセミナーを企画して、
岩倉高校の大日方教諭や音楽館の向谷社長の講演に引き続き、私自身も「設立70周年の鉄道趣味団体が積み上げてきた顕彰活動」
という題目で鉄道友の会の活動内容の紹介を行う機会を得ることができました。

本年も引き続き、鉄道友の会の組織や活動について対外的な紹介を積極的に行うとともに、鉄道友の会の鉄道への貢献や社会への
貢献について検討を深めていければと思います。
そして、こうした活動が、今後の鉄道友の会の充実・発展をもたらし、ひいては将来の鉄道の発展につながっていくものと考えております。

最後にあらためて、今年一年が皆様にとって、また、鉄道にとって真に良い年になりますことを心より念じて新年のご挨拶といたします。

鉄道友の会会長  佐伯 洋

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