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2012年7月 活動記録
山形支部 東北東ソー株式会社所有タキ42642譲渡式
開催日:2012年7月30日
場 所:東北東ソー株式会社酒田工場内
参加者:12
平成24年7月30日、山形県酒田市にある東北東ソー株式会社敷地内に於いて、同社所有のタンク貨車タキ42642の譲渡式が関係者の手で執り行われ、鉄道友の会山形支部からも事務局長と会計委員が来賓として招かれ、タキ42642の旅立ちに立ち会う機会を頂いた。
タキ42642は酒田港が入国管理令に基づく指定港になった昭和27年の10月に川崎製タキ1432として誕生したものだが、同車は裸タンク体を特徴とした初期の30トン積苛性ソーダ液運搬専用車で、寒冷地域である山形県酒田市に常備されたため「冬季溶液加熱装置」と称する特殊な設備を搭載していたのが特徴である。
その後、現在のJR酒田駅舎が竣工された昭和35年12月に栃木県宇都宮市にある富士重で保温キセの取付改造を受け、タキ2800形12812に改番された。
更に羽越本線が全線電化された昭和47年8月に日本海ゴムでタンク内部にゴムライニングを施行しタキ2600形42642となったのが、今回、譲渡保存されることになった車両である。
タキ1432として落成以来、一貫して所有者は東北東ソー株式会社(前身である株式会社鉄興社からの合算含む)で常備駅は酒田港駅であったが、東北東ソーの貨車輸送が終了する直前の平成18年末に運用を離脱し、同社敷地内で保管されていたものを、今回、栃木県にある那珂川清流鉄道保存会に譲渡され収蔵されることになった。
酒田の鉄道史と不思議なシンクロを持つタキ42642は、約55年間もの長きにわたり製品の輸送に貢献し我が国の産業を支え続け、晩年は「走る鉄道産業遺産」と称され本線上で数多の鉄道ファンを魅了し続けた。
同車が還暦を迎える今年、譲渡保存されることになったことは、趣味人としても大変喜ばしいことであり、収蔵保存を快諾された那珂川清流鉄道保存会と、同車を大切に使い続け運用離脱後も保管し続けた東北東ソー株式会社の両関係者には敬意を表したいと思う。
譲渡式終了後、タキ42642タンク本体、台車、レール等を乗せた3台の大型トレーラーが保存先に向けて酒田から旅立った。
九州支部 大石文雄先生 講演会
開催日:2012年7月29日
場 所:JR九州 つくし荘(福岡市博多区)
参加者:27名
元熊本鉄道管理局長・元博多駅長を歴任された、大石文雄先生の講演会が、
7月29日(日)に福岡市博多区の「JR九州 つくし荘」にて、行われ、27名が参加しました。講演会は11:30より始まり、大塚支部長の挨拶の後、大石先生の講演「九州鉄道と博多駅今昔記」が行われ、記念撮影後大石先生と一緒に立食形式の昼食会を行い、最後に支部長から大石先生へのお礼の言葉を述べ、講演会は無事に終了しました。
会場では、参加した会員が大石先生の講話を熱心に聴いたほか、昼食会では大石先生を含む会員同士が、各地域からの鉄道の話題などで、親睦を深めました。
講師の大石先生を囲んで記念撮影 JR九州つくし荘 撮影:松嶋 克廣
北海道支部 JR貨物 鷲別機関区見学会
開催日:2012年7月28日
場 所:JR貨物 鷲別機関区
参加者:19名
JR貨物様のご厚意により、鷲別機関区見学会を行いました。
DD51は運用が僅かとなっていますが機関区には数多く休んでいて、間もなく始まる農作物シーズンに備えていました。
JR貨物の方々には特段のご配慮をいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
DD51各種揃い踏み JR貨物鷲別機関区にて 撮影:寺島修平
記念撮影 JR貨物鷲別機関区にて
長野支部 飯田線投入新型車両乗車・撮影会
開催日:2012年7月28日
場 所:飯田線辰野・七久保駅間乗車 現地で撮影
参加者:7名
上諏訪発豊橋行544Mの先頭車両は、夏休みに入ったためか多数の乗客で混雑していた。始発から伊那松島間で参集した会員は、七久保駅まで313系1700番台の乗心地と車窓を味わいながら乗車した。下車後かつての石油基地跡を見学して昼食休憩後、炎天下の七久保?伊那本郷間で313系3本を撮影した。伊那本郷から213系の227Mで伊那松島へ向かい、上伊那郷土資料館前に保存されているED19を見学し、313系231Mの車中で解散した。
箕輪町の上伊那郷土資料館前に保存されているED19を前に記念撮影
上諏訪発豊橋行544M(313系1700番台)
飯田線七久保?伊那本郷間を走る313系
阪神支部 第2回、北大阪急行電鉄保存車見学会
開催日:2012年7月26日
場 所:桃山台車庫
参加者:11名
6月21日(木)の1回目見学会は落選者多数となりましたが、有難いことに再度実施していただくことになりました。
前回の落選者中から再抽選を行いましたが、勤務の都合で辞退者があり、一部は再々抽選になりました。
なお、木下千吉史会員撮影の創業期の写真を同社に提供し、資料として活用していただくことになりました。
会員の活動がいささかでもお役に立つ機会を与えられ、会として感謝にたえません。
ご多用の中、2度にわたりお世話になりました北大阪急行電鉄の皆様に厚くお礼を申し上げます。
今回は隣の線を空けていただいた:竹内宗隆
運転台の状況:安藤剛史
車内で集合写真:山口進
東京支部 埼玉サークル 納涼旅行会2012
開催日:2012年7月22日
場 所:JR久留里線
参加者:11名
埼玉サークル恒例の納涼旅行会。猛暑が続くなか当日は一転涼しい曇天となりました。木更津11:07発久留里線上総亀山行き929Dの先頭車キハ381001に集合し、終点上総亀山まで乗車してまずは全線完乗。上総亀山駅は3月17日のダイヤ改正から無人化されていました。車両とともに934Dで折り返し久留里で下車、遅い昼食です。銘水自家製そばはボリューム満点でしたが、我々が一挙に押しかけたためか時間がかかり、次の乗車列車に間に合うかひやひやでした。ぎりぎりで久留里13:45発936Dに間に合いキハ371002に乗車して木更津、構内に留置されているキハ30の撮影もできました。帰路は内房線、京葉線経由で南船橋16:13発武蔵野線1602Eしもうさ号で大宮に17:21到着、旅行会は終了しました。ここから納涼会に移行し大宮駅前の飲食店で乾杯! 日も暮れゆき2012年の納涼旅行会も終着となりました。
久留里線928D(キハ37+キハ30) 木更津
納涼会
山形支部 山形新幹線開業20周年関連への協力
開催日:2012年7月6日
山形県内のテレビ局・新聞各社では山形新幹線開業20周年に関する様々な番組や企画を行っていて、山形支部にも番組や企画への協力要請が複数寄せられた。
山形支部では可能な限り対応することとし、各支部会員の同意と協力を得て以下の協力(出演、コメント掲載)を行った。
NHK山形放送局 やまがたスペシャル「つばさ二十歳、知られざる山形新幹線の魅力」
06月22日(金)収録、07月06日(金)20:00〜放送、07月14日(土)10:05〜再放送
※武田守副支部長、京野雅子会員、小林祐麻会員が番組に出演
テレビュー山形 Nスタやまがた・水曜調査隊「開業20年 それぞれの山形新幹線」
06月22日(金)取材、06月24日(日)18:15〜18:25放送
読売新聞社 山形地域版・山形新幹線開業20周年特別企画(連載6回)
06月24日(日)取材、07月03日から連載開始
※07月08日付けに柴田英成事務局長コメント掲載