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2006年7月　活動記録

本部　講演会「交通博物館とその周辺の鉄道遺産」

本部では、鉄道総合技術研究所小野田滋氏による交通博物館とその周辺の鉄道遺産に関する講演会を実施した。

開催日：7月23日
場　所：東京都立産業貿易センター浜松町館会議室
内　容：明治末期の万世橋周辺の特徴、万世橋ターミナルの建設（煉瓦アーチ構造）、東京〜万世橋間市街高架線の建設（鉄筋コンクリートアーチ構造）、東京〜上野間市街高架線の建設（鉄筋コンクリートラーメン高架橋）、御茶ノ水〜両国間高架橋（戦前の橋梁技術の集大成）、鉄道博物館（モダニズム建築）など。

長野支部　第40回姨捨ゼミナール

開催日：7月22〜23日
場　所：須坂温泉古城荘･長野電鉄須坂車庫

22日は須坂温泉古城荘において「長野電鉄あれこれ」と題し、黒沢前支部長、小西支部長を講師に行われた。社史のこぼれ話では、会社の乗っ取り事件や延長路線のこと、創業当時のSLが加悦で立派に保存されていること、4月入線した小田急10000→長電1000「ゆけむり」がこの秋から運用される話題など、豊富であった。翌23日は長電1000系の撮影会を須坂車庫において行った。

阪神支部　阪急電鉄9000系試乗･見学会

開催日：7月30日
場　所：阪急電鉄西宮車庫および西宮北口〜三宮間

この夏から投入される阪急神戸線用9000系の試乗・見学会を開催し、試乗前の西宮車庫での撮影と、西宮北口〜三宮間の試乗を行った。9000系は9300系に続く新造車として「すべてのお客様に快適な移動空間」をコンセプトに開発されている。この試乗・見学会は予定数を大幅に越える応募をいただいた。阪急電鉄の関係者の方々には当初計画以上の多数の受入を頂き、誌上を借りて厚く御礼申し上げます。